760221 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

SHOP+FIND=ing旅

SHOP+FIND=ing旅

エーロ・サーリネン


インテリア探訪『エーロ・サーリネン  ウームチェア』

3385_pp.jpg

フィンランド生まれで
20世紀のアメリカ近代建築を代表する建築家。
友人でライバルでもあったチャールズイームズとともに活躍!。
1947年には事務所を設立し
巨大プロジェクトニューヨークJFK空港TWAエアターミナルは
代表建築の1つとなった。
そしてサーリネンは家具のデザインにも取り組み
数多くの傑作品を多く残している
チューリップチェアは彼の代表作品の1つです。
サーリネン サイドチェア 非回転式


しかし 私が最も好きなの 
1946年に発表された 『ウームチェア』ですね。

468_b_180.jpg

ウームとは? 訳すと 子宮という意味。
『母親の胎内にいるかのような 安心感のある椅子』として人気を得た

pho_saarinen_womb_chair.jpg

やっぱりレッドがいいです!
このチェアが 描かれたイラストがまた いいんです。
wombdad.jpg
ノーマン・ロックウェル『イースターモーニング』


nywomb.jpg

このチェアに座るとどうしてもこんな感じになるのでしょうね☆
サーリネンは 51歳という若さで他界してしまうが
彼の元で働いていた建築家は 各方面で活躍し
彼の功績は現在でも 光り輝いています
TWAエアターミナルがなくなってしまうのはとても残念。



《TWAターミナル》
USA New York (1956-62)
TWA%20T5-2005.jpg
このターミナルは ニューヨークJFK空港の第5ターミナルとして建築された。まるで、翼を広げた大きな鳥のような形をしているエアターミナル です。

018.b.jpg

少しずつ形の異なる4枚の丸天井をY型の4本の柱で支える構造となっています。それらは幅105m、高さ17mの巨大なコンクリートの傘となって、乗客の行き交う空間を覆っています。
映画『キャッチ ミー ユーキャン』に登場していることは有名です。



by
《エーロ・サーリネン Eero Saarinen 1910~1961》
フィンランド、ヘルシンキ生まれ。
クランブルック芸術アカデミーの初代学長であったエリエル・サーリネンの息子。パリで彫刻を学び、エール大学で建築を学ぶ。そして1937年チャールズ・イームズと共同作業をスタート。極めて進歩的なシリーズや1940年にNY近代美術館で催した家庭調度のオーガニック・デザインコンペティションでの受賞作で頂点に。その後ノールインターナショナル社の家具をデザイン!大きな評判を得ることとなる。


エーロ・サーリネン ウームチェア






© Rakuten Group, Inc.